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 沈黙ーサイレンスー
2017年02月05日 (日) | 編集 |
沈黙ーサイレンスー Silence (米・メキシコ・台湾)(2016)(日本公開2017) + 0.5

監督:マーティン・スコセッシ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、イッセー尾形、窪塚洋介、浅野忠信、笈田ヨシ、塚本晋也、加瀬亮


日本で布教活動中に棄教したと言われているフェレイラ神父リーアム・ニーソン)を探しに、若き二人の弟子ロドリゴ宣教師アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ宣教師アダム・ドライバー)は日本人キリスト教徒のキチジロー窪塚洋介)の助けでマカオ経由で日本へたどり着いた。

17世紀、キリスト教弾圧下の江戸時代の日本は彼らの想像を絶するものだったが、隠れキリシタンたちと出会い、交流をしていく。
ただ、それによりキリシタンたちが犠牲になっていく。
井上さまイッセー尾形)はロドリゴに棄教を迫るために、キリシタンたちを拷問し、処刑していく。
自分のために犠牲になっていくのを目の当たりにしたロドリゴは「信仰を貫く」か「人々を助けるために棄教する」か決断を迫られる。

痛い、辛い。
とても見ごたえがあって、長い上映時間が全く気にならなかった。
でも本当に見てて、痛いし、辛いし、苦しかった。
とてもいい映画だけど、もう一度見る勇気はないかも

当時のキリシタン弾圧の経緯はよくわからないけど、
あの頃の日本人にはキリスト教は理解できなかったのかもしれない。
見ていて本当に辛かった。
自分なら拷問受ける前に、さっさと踏み絵を踏んでたと思う。
とても信仰のために命を捨てるなんてことはできない。

自分は信仰というものを持ってないから、信仰を守ろうとする人たちの心持ちはよく分からないけど、
命より大事なものなんてないと思う。
踏み絵を踏んでも、転んで(棄教して)もいい。
だって命がなければ意味ないでしょう。

ロドリゴのモデルになったジュゼッペ・キアラ神父は拷問に耐え切れず棄教したと言われてて、その後43年間幽閉されたまま、日本で客死。
棄教したものの、最後まで信仰は捨てなかったらしい。
私は小説『沈黙』は読んでいないので、映画がどこまで原作に忠実なのかは知らないけど、
ラストシーンは小説にはなかったらしい。
あのラストシーンはとても素敵だった。
ロドリゴは棄教したあとは一度も祈りの言葉を口にすることもなかったけど、心の中では信仰を持ち続けていたことがよくわかるラストシーンだったし、そうであってほしいと思ってた。

アンドリュー・ガーフィールドがとてもよかった。
いい俳優さんになったなあって感じ。
今年初めてアカデミー賞にノミネートされたのは『ハクソー・リッジ』だったけど、『沈黙』でノミネートされてもいいんじゃないかって思ったほどの熱演だった。
棄教するか、信仰を貫くかの決断を迫られた時の苦悩は映画館の椅子に座っててもひしひし伝わってきた。
緊張感のある作品で、生き方を考えさせられる映画だった。



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