有縁再見!

ご縁があったらまた会いましょう! 映画、香港、原田真二が大好き♪

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小室等の新音楽夜話

2014年10月18日放送 東京MX TV

ステキなセッションだった。
さすが大ベテランの小室さん。
それに真二がデビュー当時にお世話になった人。

番組はいきなりトークから始まった。
真二「僕が東京に出てきた37年前にはまだ東京には広島のお好み焼きなんてなくて。それで自分で作るようになって、ホットプレートでいかに本物のようにしていくかってやってるうち技術がすごいことになってきて.....」

カメラ目線の小室さん「そんなわけで、お好み焼きのレクチャーを受けているところでして、こんばんは、小室等です。この番組はゲストをお迎えして、トークとアコースティックのライブをお送りしています。今日のゲストは原田真二さんです。よろしくお願いします」
真二「どうも、おひさしぶりです!」
小室「お久しぶりです!デビューの瞬間のフォーライフではずいぶんとご迷惑をおかけしました」
真二「全く逆だと思います。僕の方こそ本当にお世話になりました」
小室「そんな話も含めまして、よろしくお願いします」
真二「よろしくお願いします」

小室「広島出身で東京に進出というか。なんで東京に出てくることになったの?」
真二「高校2年の時に、なんと!フォーライフレコードの、かつてのフォーライフレコード、設立されたばかりのですね。オーディションを見つけてしまったんですよ。僕はどうやってデビューしようかなって思ってて、あの時代はほとんどオーディションはなくて、いろいろ探していたらたまたま見つけました。」
小室「自分の意志で?」
真二「はい、自分の意志です。」
小室「あ、そうですか!それは失礼しちゃいました」
真二「とんでもないです!しかも"オリジナル曲で"って書いてあって、これはいいなって思って。修学旅行を休んだんですよ。締め切りに間に合わなくて。それを犠牲にしつつ、絶対にこっちをやらないといけないって思いまして。それでテープを送って3日後ぐらいに電話がかかってきたんですよ。こんな早いリアクションはすごいなって思いました」

小室「それであの時ね、東京に出てきていただいて、銀座のスタジオにこもって、原田さんには録音にかかってもらって....」
真二「はい、覚えてます」
小室「それで僕らフォーライフの井上陽水さん、吉田拓郎さん、泉谷しげるさんと僕の4人でそれを見学に行ったんですよ」
真二「もうあんなに緊張して、手が震えて演奏できなかったことはないです。」
小室「うそ?!本当に?」
真二「あはは。すばらしい環境を与えていただいたんですよ。多重録音して自由にやって下さいってことで、何曲か録りましょうってことだったんですけど、そのガラス窓の向こうから見てる方たちが、も〜うとてつもない大御所ばかりで僕はもうどうしたらいいのか。あんな緊張はなかったですね。」
小室「あはは。僕らとしてはあの日4人連れ立って、帰りしなに、音楽のことは話してないんですよ。"おい!カッコイイのが来ちゃったねえ"みたいな感じで。"あんなのありかよ"って。本当にかっこよかったんですよ。そのあと冷静になってちゃんと音楽の方に立ち戻って、たまげるような作品を作る人で....」
真二「いえいえいえ....」
小室「それで、♪キャンディやらいくつかの曲が立て続けに出たんですけど、なんか真二さんは逆らいましたよね?」
真二苦笑い)
小室「つまり単に売れていくということに対して、オレはそっちの道じゃない!みたいな...」
真二「おっしゃる通りです」
小室「ね?」
真二「どうしても当時のいわゆる歌謡曲の世界、テレビを中心とした、アイドル的な売られ方が間違いなくあったんですよ。」
小室「そりゃあありますよ。あの作品の良さとあれだけのルックスだから。そりゃそうですよ。そっちにいきますよ、どこのプロダクションでも」
真二「いや〜そんなことないんですけど。僕は最初から、自分で曲を作ってる時から、音楽で何を伝えるかテーマがはっきりしてたんです。広島出身というのも関係あるかと思いますが、音楽で世の中に優しいエネルギーを届けて、本当に平和な環境が作れるんじゃないかという理想が最初からあったんですよ。僕はセールス的にも大成功してるんですけども、自分の中でもちょっと違うんじゃないかって感覚が芽生えてきました。」
小室「もうひとつやりたいことがあるのに、なかなかそっちにいく気配が出せない環境というのかな」
真二「そうですね。ティーンエイジャーの女の子たちがきゃ〜きゃ〜言ってくれて、それは本当に嬉しいんだけれど、本当に歌おうとしてることが届いてるのかなって思いがありました。デビューして数作目からかなり強いメッセージを歌に込めたりとか、いろんなことをやってたんですが、その手応えがなかなか得られなかったんです。それで勝手な....あえて独立していくという道を選んでしまいました。」

小室「♪キャンディって曲がすごくポップですよね。」
真二「ええ」
小室「非常にポップで、それこそ若い女の子が当然きゃ〜って言うでしょうというようなことを最初に出していくという意図はあったんでしょう?」
真二「そうですね。それは十分に納得してやってました。」
小室「特に海の向こうでは、非常にポップスなものをやりながら、当時に社会的に言わなくてはいけないことをちゃんと表明するミュージシャンっているじゃない。それをちゃんと両立させているミュージシャンがいるでしょ。真二さんもオレもそういうことでいいんじゃないの?っていうことだよね?」
真二「それが普通のような感じがありました。」
小室「当たり前じゃん!となんら矛盾することなく自分の中であると、ひとつのカテゴラリーの中に入れられちゃうとちょっと違うってことだよね?」
真二「そうですね。いろいろありましたよ。メガ番組をドタキャンしたりとか(笑)」
小室「あははは!本当に?」
真二「そういうのがあったんですよ。」
小室「じゃあ、生意気だって言われたでしょ?」
真二「生意気だと言われたんですけど、僕がダイレクトにそんなことを言える立場じゃなかったですよ。例えば、今こうやって音楽番組をやる時に、音響的にもすばらしい環境を作っていただいてますけど、あの当時はそういう状況ではないんですよ。大きなホールの収録でさえも、左右に自分たちの声が返ってくるモニターがふたつしかなかったとか、そういう時に注文するとそれだけで、"アイツは生意気だ"って言われましたね(笑)」
小室「10年も20年も早いよ、オマエ!みたいな(笑)」
真二「そうなんですよね。僕がドタキャンしたみたいな噂が流れてるんですが、そんなことができるわけないんですけど。」
小室「そういうこと(モニターのこと)を用意してくれってことを原田真二が言うことで、実現したことがその後の音楽界に反映してるってことがあったんですよね」
真二「たぶん変わって行く時期だったんじゃないでしょうかね。そのあといろんなベストテン番組ができてきて、急激に環境がよくなりましたね。」
小室「しょうがないんだよ。最初にやる人間は。波風があるんだよ」
真二「いろいろすみませんでした」と頭を下げる真二

小室「じゃあ、ちょっと♪キャンディをやってみよう。僕、大好きなんだよね。」
真二「そうですか。ありがとうございます」
小室「これはいつ頃作ったの?」
真二「18の春ですね。もうデビューが決まって、ちょっとポップな曲が作りたいなって思いでやってみたら、こういうのができたんですよ。」
小室「じゃあ、僕もちょっとギターを弾かせていただいて」
真二「ぜひ、よろしくお願いします」
真二のピアノに小室さんのギターとコーラスで味わいのある大人な♪キャンディでした。

小室「なんか、嬉しいなあ。一緒にできて」
真二「いやいや本当にありがとうございます。」
小室「こういう曲を作って、やがて独立して、自分の事務所も作り、いろんなやりたい方向を探る中で、ミュージシャンとして自分が広島出身ということが非常にキーポイントになってるですよね」
真二「そうですね。もちろん政治や宗教やいろんなものがあって、人を先導したりするんですが、音楽は1対1でダイレクトにパッと人の心に入っていくんですよね。芸術はみなそうだと思いますけど。そんな手応えをすごく感じてきまして、聞いてもらった人が元気になったり、優しくなったり、もしそれをいろんな場所でそういう発信できたら、理想として世界平和って言ってますが、本当にそういうことが夢じゃなくなるんじゃないかという思いがしてきたんですよ」
小室「特に広島・長崎に対して、国連とかで.....?」
真二「国連でいろいろ仕事する機会がありまして、初めて海外での軍縮会議をやるってことで、メキシコシティであったんです。国連の事務総長とか錚々たる面々がいらっしゃる会議の前日にコンサートがあって、やったんですよ。」
小室「そういう時に、原田真二が広島出身で、広島や長崎、原爆に対してのメッセージも客席には伝わってるんですか?」
真二「そうですね。ある程度どういうアーティストなのかってスペイン語でアナウンスしてくれて、僕が言ったスペイン語は"Hola! Chiquita!"だけなんですけどね。」
小室「それはどういう?」
真二「"よぉ!カワイコちゃん!"って意味なんですけどね」
小室「あはは。いいね、それ」
真二「それしか覚えていなかったんですけど、そこから距離感がなくなって、大笑いになりました」
小室「それだけでなくニューヨークでもそういうことをやってると思いますが、広島のことが、長崎のことが、ややもするとあんなことはなかったんじゃないかってことになっていく不安もあるので、本当に語り伝えないといけないし、あんな人類史上最悪のことが二度と起こっていいわけがないしね。」
真二「日本国内でも、唯一被爆した国なんですが、国民のほとんどが広島出身者と同じ温度でそれを考えてない、伝わってないんですよね。これは非常に大きな問題だと思うんです。核兵器をなくすこと、二度と繰り返さないこと、これを世界中に発信できるのは唯一(の被爆国である)日本国民であり、その義務と権利があると思うんです。日本で何が起こったか、ちゃんと理解して、世界中を結び付ける役割を日本が持っていると僕は思ってるんです」

小室「それではもう1曲。これで紅白に出たんじゃなかったでしたっけ?どうでしたか?もうずいぶん昔のことですけど」
真二「本当にすごい世界でしたね。驚きましたね。」
小室「僕もちょっとだけ参加したことありますけど、いや〜面白い世界でしたね。今日は紅白の時より気楽に楽しくやりたいと思いますが、これは作詞は松本隆さんでしたよね。面白い曲になってます」
小室さんと真二のセッションがとっても楽しそうな♪タイムトラベルでした。

真二「ありがとうございます!」
小室「いや〜楽しかった!出会いは36年ぐらい前で、ちゃんとしたお迎えをする出会い方ができなかったかもしれないけど、何十年か経ってこんな風に邂逅することができて本当に嬉しかったです。」
真二「37年前にガラスの向こうから見ていただいた時とまた違う緊張感を(笑)さすが小室さんのギター!すごい気持ち良かったです。本当にありがとうございます。」
最後は「またよろしく!」とがっしりと握手してました。

さすが、大先輩の小室さんだからいろいろ聞けた話もあって、楽しかったわ。
またどこかで共演してくれるといいんだけど。

コメント

 

大変貴重なお話が聞けて感謝です。

こうしてデビュー秘話が聞けるなん嬉しいですよね。

いつも素晴らしいレポをありがとう。
  • narumi 
  • URL 
  • 2014年11月16日 14時57分 
  • [編集]
  • [返信]

遅くなりました 

レポが遅くなってすみません。
とてもリラックスして話をしていい感じでした。
コラボもとてもよかったです。
小室さんもきっと37年前の出会いを思い出して、大人になったなあって思ってることでしょうね。
  • Michiyo 
  • URL 
  • 2014年11月16日 18時57分 
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プロフィール

Michiyo

Author:Michiyo
映画と香港が大好き!
ということでメインは映画の感想や香港話になると思いますがよろしく♪
そして原田真二もね。
写真は20数年前、母が作ってくれた「シンジ君人形」(笑)

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