有縁再見!

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ナショナル・シアター・ライブ『フランケンシュタイン』

ナショナル・シアター・ライブ『フランケンシュタイン』 Natinonal Thetre Live "Frankenstein"(英)(2011)(日本公開2014) +0.5

監督:ダニー・ボイル
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、ジョニー・リー・ミラー、ナオミ・ハリス


イギリスのロイヤル・ナショナル・シアター(すなわち"国立劇場")で上演された作品を映像化して映画館で上映するというのが"ナショナル・シアター・ライブ"。
その第一弾がこの『フランケンシュタイン』
2011年に上演され、2012年にも映像化された作品だけど、劇場創立(1963年オープン)50周年を記念して2013年に再上映されたものが今回日本でも公開というわけです。

友人から声をかけられ、面白そうだと思って、行くことにした。
主演は今をときめくベネディクト・カンバーバッチジョニー・リー・ミラーだなんてすごいキャスト!
監督はダニー・ボイル。
期待しちゃうわ。

調べてみると、ダブルキャストで日替わりで怪物/博士を演じてるという。
友人が誘ってくれたバージョンは
博士:ベネディクト・カンバーバッチ
怪物:ジョニー・リー・ミラー

そうなると反対のバージョンも見てみたいと思って、すぐにチケットを買った。
博士:ジョニー・リー・ミラー
怪物:ベネディクト・カンバーバッチ
こっちも面白そう。

ということで見比べてみました。
イメージ的には最初のバージョンの方がいいんじゃないかと思ってたし、実際に怪物を熱演してるジョニー・リー・ミラーはすごく良かった。
ところがもうひとつのバージョンを見ると、やはり怪物を熱演してるベネディクト・カンバーバッチもいいのよね。
舞台は怪物が主役だし、怪物の方が難しいので、きっと役者にとってはやりがいがあると思う。だから怪物を演じてる時の方が本領発揮で、大熱演。
迫力のある舞台だったから、あれを生で目の前で見たら、すごかったと思うわ。
怪物は最初はほぼ裸で、雨に打たれるシーンもあり、風邪をひいちゃうんじゃないかと心配しちゃったほど。
2回目を一緒に見た友人は「すごい熱演で痩せちゃいそう」
一晩だけでもかなりエネルギーを消耗しそうな感じ。

演出も面白かった。
物語は怪物が誕生したところから始まるんだけど、生まれたての動物の赤ちゃんが必死で立ち上がろうとするような感じだった。
この演技がすごいのよ。体をピクつかせたり、バタバタ暴れたり。
長いシーンに感じられて、見てて辛くなってくるぐらい。
最初は言葉も知らないから、「あ〜」とか「う〜」とかそんなことしか言えない。
そのうち盲目の親切な老人から言葉や文学を学び、少しずつ怪物は"人間"というものを学習していく。
「名前をつけてもらえなかった」というのが切なかったなあ。
「僕は何も悪いことをしてないのに、みんなが醜い姿を見て、僕は嫌われ、みんなに殴られたり石を投げられたりするんだ」というのも切ない。

『フランケンシュタイン』というお話は人間のエゴと怪物の切なさが描かれたものだった。
私は単に怪物が暴れるものだと思っていた。
一度も小説は読んだことないけど、今度読んでみようかな。

この舞台でカンバーバッチは"ローレンス・オリヴィエ賞"を受賞。
納得だわ。

そして私にとって彼らは二人とも現代版シャーロック・ホームズなのだ。

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Author:Michiyo
映画と香港が大好き!
ということでメインは映画の感想や香港話になると思いますがよろしく♪
そして原田真二もね。
写真は20数年前、母が作ってくれた「シンジ君人形」(笑)

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