有縁再見!

ご縁があったらまた会いましょう! 映画、香港、原田真二が大好き♪

アドルフの画集

max.jpgアドルフの画集 Max(ハンガリー、カナダ、英)(2003)(日本公開2004) 

監督:メノ・メイエス
出演:ジョン・キューザック、ノア・テイラー、リリー・ソビエスキー、モリー・パーカー、ウルリク・トムセン


第一次大戦で右腕を失った画商のマックス・ロスマンジョン・キューザック)はバレリーナの妻ニーナ(モリー・パーカー)、医師の義父らと暮らしていた。ある日、展覧会のパーティで画家を目指す若い復員兵のアドルフ・ヒトラーノア・テイラー)と出会った。

原題は"Max"なので、あくまでも主役は画商のマックス・ロスマン。でも邦題は『アドルフの画集』なので、ヒトラーの方がタイトルになってるし、予告編の作り方もそうなっていた。
オリジナル予告編はちゃんとマックスがメインで作られていたけどね。
日本だとキューザックの知名度が低いから、彼の名前ではなく、内容で宣伝してるってことかな。

ドイツが舞台だし、ドイツ人の話だけど、セリフは全部英語。
ヒトラーが画家を目指して、美術学校を受験したこともあるという史実を基にしたフィクションで、画商のマックスは架空の人物。
ヒトラーにはもしかしたら"政治への道"だけでなく、"芸術家への道"もあったのかもしれないってことでした。
ヒトラーの絵を見たマックスが「絵は上手だけど、君の肉声が聞こえてこない。もっと深みを出してほしい」とか、演説をするヒトラーを見て、「その情熱を絵に注いでくれ」って言うのよ。
本当にヒトラーがそうしていたら、世界は違っていたかもね。

ユダヤ人であるマックスと反ユダヤ主義者であるヒトラーはとても皮肉な関係で、最後は皮肉な結果になるの。
新しく書いたヒトラーの絵を気に入ったマックスが「じゃあ、個展を開いてあげるから、作品を持ってきて」と待ち合わせをする。
待ち合わせ場所にきたヒトラーはひたすらマックスが来るのを待ってるけど、マックスはとうとうやって来なかった。
その頃マックスはというと、待ち合わせ場所に向かう途中で、反ユダヤ主義のドイツ人数人にボコボコにされて、道ばたに倒れてしまっていた。というか死んじゃってたかも。
それで結局はヒトラーは政治の道を進んでいったというオチなんだろうけど、本当に芸術の道に行って欲しかったよね。

脚本がとてもよくて、おそらくそれに惚れ込んだのか、この映画を製作するにあたり、予算がないので、ジョン・キューザックはノーギャラ出演して、プロデューサーもやってるそうです。
かなり地味な作品ではあるけど、いい映画でした。

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Author:Michiyo
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そして原田真二もね。
写真は20数年前、母が作ってくれた「シンジ君人形」(笑)

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