ご縁があったらまた会いましょう! 映画、香港、原田真二が大好き♪
 ジョン・ウィック チャプター2
2017年07月26日 (水) | 編集 |
ジョン・ウィック チャプター2 John Wick :Chapter 2 (米・香港・伊・加)(2015)(日本公開2017)

監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーヴス、イアン・マクシェーン、リッカルド・スカマルチョ、コモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジョン・レグイザモ


ロシアンマフィアとの復讐劇から5日後。
ジョン・ウィックキアヌ・リーヴス)はまた静かな生活に戻ろうとした矢先、サンティーノ(リッカルド・スカマルチョ)から暗殺の依頼が入った。
依頼を断ったジョンは家を爆破されてしまい、仕方なく依頼を引き受け、ローマに向かった。
仕事を片付けたにも関わらず、依頼主のサンティーノは、復讐のため、ジョンに700万ドルもの賞金をかけたことで、彼は世界中の殺し屋から命を狙われることになってしまった。

1作目同様、ひたすらジョンが撃ちまくってました
前作では80人ぐらいを撃っていたけど、今回は100人以上撃ってたみたい。
見てても、今回はかなりたくさん撃ってるなあって感じましたから。

前作もそうだったけど、ただただキアヌがかっこいい
前作では殺し屋専門のホテルとか、電話1本で死体を片付けてくれるとか、ユニークな設定が面白かった。
今回は殺し屋向けのテイラーとか武器ソムリエとか出てくるのよ。
テイラーは最初、「昼用ですか?夜用ですか?」とか「ズボンはどうしますか?」「細身でお願いします」とかってやり取りだったので、
普通のテイラーかと思ったら、最後に「裏地は?」と聞いて、「防弾です」って。
ジャケットの裏地は防弾になっているというすごいスーツだった。

武器ソムリエも、まるでワインでも紹介するように恭しく、上品にやるから余計に面白い。
最後に「デザートは?」と言われ、紹介してくれたのはナイフだった。
いや〜実に楽しかった。

アクションもパワーアップしてて、銃の扱いだけでなく、ナイフさばきもいいし、カンフーや柔道なども披露。
リアルを求めるため、ちゃんと弾切れにもなるし、銃槍を入れ替えるシーンもちゃんとあるのよ。
銃槍の入れ替えも素早くやって、すぐに撃って....というスピーディーな動き

ストーリーは相変わらずなくて、ただキアヌが撃ちまくり、キアヌがひたすらかっこいい映画。
キアヌファンにはたまらないよね。
おそらく第3弾もあるんじゃないのかなあ。



 十年
2017年07月23日 (日) | 編集 |
十年 十年 Ten Years (香港)(2015)(日本公開2017)

監督:クォック・ジョン、ウォン・フェイパン、ジェヴォンズ・アウ、キウィ・チョウ、ン・ガーリョン
出演:チャン・ピーター、ウォン・チン、リョン・ギンピン、リウ・カイチー


第1話『エキストラ』 
真愛レンのラム党首と金民党のヨン党首がメーデーの集会に参加する機会に、
テロもどきの騒ぎを起こして、香港人に恐怖を与え、「国家安全条例」を成立させようと企むものがいた。

第2話『冬のセミ』
失われていくものを標本にして残す作業をしている男女がいる。日用品、壊れた家のレンガ、身の回りのものなど。
ある日、男が自分を標本にして欲しいと言い出し、女は黙々と準備する。

第3話『方言』
普通話の普及政策で、タクシー運転手に試験が課される事になった。
もし試験に落ちたら、仕事ができる場所が制限されてしまう。
普通話が苦手な運転手は普通話ができる息子との会話にも苦労することとなる。

第4話『焼身自殺者』
英国領事館の前で焼身自殺をしたものがいたが、ニュースでは身元も動機も報道されない。
民主運動をしている彼はそれはもしかしたら恋人ではないかと大学に探しに行くが、姿が見えない。
彼女は逮捕されていた。
自殺者の追悼集会が行われて、皆が参加していた。

第5話『地元産の卵』
香港で最後の養鶏場が閉鎖される事になった。
地元産の卵と表記してずっと販売してきたが、
少年団たちに「使ってはいけない言葉"地元"を使っている!違反者だ!」と糾弾される。
禁書を扱っていた書店は少年団に卵を投げつけられてしまう。

この作品は制作当時の10年後(2025年)の香港を想定して描いたオムニバス映画。
低予算でインディペンデンス映画にも関わらず、香港アカデミー賞(香港金像奨)の作品賞を受賞。
問題作が受賞したという事で、日本でも新聞の社会面にニュースが出ていた。
いつもなら中国でも授賞式がテレビ放映されているのに、この年は放映中止。
作品賞がどの作品だったかも報道しなかったらしい。

ずっと見たいと思っていた。
日本で正式に公開されるなんて。
『方言』と『地元産の卵』が面白かった。
香港では基本的に広東語を使ってるけど、以前は外国人とわかると英語に切り替え。
でも今は普通話に切り替えられてしまう。
仕事でも英語より普通話が重要になってきたし、『方言』が一番現実に起こりそうな感じ。
実際中国ではタクシー運転手に普通話の試験があるらしい。

『地元産の卵』は唯一、名の知れた俳優リウ・カイチーが出演してて、やっぱりいい味出してたわ。
少年団がかつての紅衛兵みたいで怖かったな。

『焼身自殺者』はドキュメンタリー風になっていた。
自殺者は民主運動に参加していたおばあさんだった。
それを知った時、なぜか涙が出てきた。切なかったのかな。
ふと気づくと隣の人も泣いていた。

公開初日にン監督とプロデューサーが来日して、Q&Aが行われた。
私も朝から行って、なんとか整理券をゲット。
満席の観客だけでなく、次の回の観客もQ&Aだけ立ち見で参加していたから、
監督たちは立ち見の大入り満員だと喜んでた。

監督5人はあれ以来、中国には入国していないそう。
それは入国拒否されたわけでもないし、入国禁止になっているわけでもないけど、
気をつけているとのこと。
書店の店主が行方不明になった事件もあったからね。

製作中に雨傘運動が起きて、多少脚本も変えたそうだし、
撮影も変更したり、香港アカデミー賞受賞後、8週間大ヒット。
ところが突然打ち切りに。
何かの力があったのかもしれない。
連日満員でなかなかチケットが買えなかったぐらいヒットしていたのにね。

今年は返還からちょうど20年。
今後の香港はどうなって行くのだろう。
私の大好きな香港でいて欲しいなあ。




 ハクソー・リッジ
2017年06月25日 (日) | 編集 |
ハクソー・リッジ Hacksaw Ridge (米・豪)(2016)(日本公開2017)

監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パーマー、ヒューゴ・ウィーヴィング、レイチェル・グリフィス、ヴィンス・ヴォーン


第二次世界大戦で陸軍に志願したデズモンド・ドスアンドリュー・ガーフィールド)は入隊をしたものの、自身の強い信念により、「銃に触れることはできません」と射撃訓練を拒否。
信仰上の理由から「人を殺さない」と言うデズモンドグローヴァー大尉は「もし大切な人が襲われたらどうする?」と聞かれ、明確な答えが出せずにいた。
隊のメンバーからも上官からも理解されず、ついには軍法会議にかけられてしまうが、彼の主張が認められ、衛生兵として戦地に赴く。
ハクソー・リッジ(のこぎり崖)と呼ばれる断崖絶壁のある沖縄で、武器を持たず、誰も殺さずデズモンドは75名の負傷兵を救った。

最近のアンドリューはいい作品に恵まれている。そしていい演技もしてるので、この作品でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。
3部作が予定されていた『アメイジング・スパイダーマン』シリーズが大人の事情で2作で打ち切りになってしまったのは残念だけど、あの映画で知名度はアップしたし、キャリアとしてはこういう作品に出ていた方がいいでしょう。
『沈黙』でもいい演技を見せていたし、『ハクソー・リッジ』もどちらも宗教の信仰が深く、日本と関わりのある役。

この作品は実話というのが驚き。いくら衛生兵といっても銃だけでなく、ナイフも手榴弾も一切武器を持たずに丸腰で戦地に向かうなんてありえない!しかも戦争で人を殺すのではなく、人命救助だけやっていたなんて。
軍法会議にかけられてしまうと知り、婚約者からも「発砲しなくていいから、とりあえず銃を持ったら?」と言われてしまう。
私も発砲する気はなくても、護身用に銃を持ってないと怖くて戦地になんて行けないよ。
驚きの実話ではあるけど、これが逆に小説などフィクションだったら、「そんなのありえない」で終わってしまうけど、実話だから、こうして映画にもなる。
彼は米軍の負傷兵だけでなく、敵の兵士までも救っていたというから、頭が下がるわ。

負傷兵たちを救うシーンでは、一人助けると、「もう一人助けさせて」と神に祈り、また助ける。
こうやって繰り返し救助を行なっていた。
これは映画的な演出というか脚色なのかと思っていたけど、これも実話。
映画の最後に生前のデズモンドのインタビュー映像が流れて、
「祈ってばかりいました。"もう一人助けさせて"と」と語ってました。
戦争で勲章をもらえるのは戦果を挙げた時。
でも彼は戦果ではなく、人命救助の活躍で勲章を貰った人。
しかも『良心的兵役拒否者(CO)』というものがあり、彼はCOでありながら受勲。

戦闘シーンはかなりリアルだし、手がもげたり、頭が吹っ飛んだり、内臓が出てたり、とかなりグロ。
でも実際の戦地ではこんなものではなかっただろうね。
メル・ギブソン監督はインタビューで「これは戦争映画ではなく、反戦映画。戦争の愚かさと人命の大切さを描いている」と語っていた。
また「日米どちらが悪いとかではない。日本軍にも敬意を表している」とのこと。
メル・ギブソン監督の映画はあまり見たことないけど、いい作品だと思う。
アカデミー賞では編集賞と録音賞を受賞してるし、監督賞もノミネートされてる。

主演のアンドリューも良かったけど、父親役のヒューゴ・ウィーヴィングや上官のサム・ワーシントンなど、脇を固める人たちも主役級。
個人的には軍曹役のヴィンス・ヴォーンがどちらかというとコメディ映画のイメージが強いのに、こういうシリアスなものもすごくいいと思ったので、これからはドラマ系の映画に出てもいいんじゃないかな。
190センチ以上ある大きな体が軍曹っぽくて良かったわ。

この映画はできるだけ多くの人に見てもらって、やはり戦争は良くない、平和を願う気持ちを強くして欲しい。




 20センチュリーウーマン
2017年06月05日 (月) | 編集 |
20センチュリーウーマン 20 Century Women (米)(2016)(日本公開2017)

監督:マイク・ミルズ
出演:アネット・ベニング、エル・ファニング、グレタ・ガーウィグ、ルーカス・ジェイド・ズマン、ビリー・クラダッブ


55歳のシングルマザー、ドロシアアネット・ベニング)は15歳になる息子ジェイミールーカス・ジェイド・ズマン)は思春期を迎え、扱いに苦慮していた。
そこで間借りしている24歳の写真家のアビーグレタ・ガーウィグ)とジェイミーの幼馴染で17歳のジュリーエル・ファニング)にジェイミーの成長を見守ってほしいと教育係をお願いする。

これは監督のお母さんがモデル。アビーのモデルは二人の姉、ジュリーのモデルは複数の同級生。実際に監督の周りにいた女性を描いている私小説的な作品。
映画公開の2ヶ月ぐらい前に監督がプロモーション来日して、トークショーや試写会に行ってきました。
監督はとても穏やかで、物腰が柔らかい人だった。
おそらく強い女性に囲まれて育つと、ああいう優しい男性に育つのね。

ドロシアはとても強くて、自由奔放。
他の女性たちも自立しているというか、自分の考えを持っている。
3人の女性は皆素敵だ。
でも2人の男性は頼りないというか、女性を比べると子供?
きっとこの映画を見た男性は「女性には敵わない」と思うんじゃないかな。

実際には監督の両親は離婚してないし、一人っ子でもないけど、
お父さんはあまり家にいなくて、いつも女性に囲まれた中で育っていたのは事実らしい。
私の好きなビリー・クラダップが演じたようなモテ男も当時はたくさんいたそうです。
ジェイミーの男性像にはなれなかったけど、家の修繕やら車の修理やら手先の器用な人で、役に立つ人だった。
でも彼氏や旦那にするには役不足な感じの男性だったかも。

監督は元々グラフィックデザイナーだから、映像がキレイというか、アートしてて、オシャレ。
描かれていた79年というのは私は当時15歳だから、ジェイミーと同い年だね。
アメリカではちょうどいろんなことが変わって行った時代だそうだから、その年を選んだらしい。
私はパンクとニューウェーブにはまったりはしなかったけどね。

ビリー・クラダップが出演していたから見に行ったけど、
女優3人がそれぞれとてもいい演技をしていた。
アネット・ベニングはゴールデングローブ賞にノミネートされたし、
アカデミー賞では脚本賞にノミネート。
最近は原作のある「脚色」が多くて、オリジナル脚本って少ないよね。
なかなか素敵な作品でした。



 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
2017年05月17日 (水) | 編集 |
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス Guardians of the Galaxy Vol.2 (米)(2017)(日本公開2017) +0.5

監督:ジェームズ・ガン
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、マイケル・ルーカー、カート・ラッセル、シルベスター・スタローン


ピーター・クイルクリス・プラット)、ガモーラゾーイ・サルダナ)ら、ガーディアンズたちは人工星ソヴリンの依頼で、貴重なアニュラックス電池を守る仕事をしていたが、その際にこっそりロケットブラッドリー・クーパー)が彼らの電池を盗んだことで、ソヴリン軍に追われてしまう。
そんな危機を助けてくれたのが、エゴという謎の男だった。彼はピーターの父親であると名乗るのだが......。

大ヒットしたマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の第2弾。
主人公が小さい頃に亡くなったお母さんが大好きだった曲ばかりが入ったカセットテープを形見として、常にウォークマンで聴いているという設定のため、前作では60〜70年代の楽しい音楽が満載。
しかもその音楽はちゃんとストーリーに合わせて選曲してあって、とってもいいのよね。
今回も素敵な音楽が満載。
オープニングクレジットではベビーグルートがELOの音楽の乗ってダンス。もう可愛いったらありゃしない!
みんなが怪物と死闘を繰り広げている横で、一人無邪気に踊っているのよ。
ベビーグルートは体が小さくなってしまっただけでなく、中身も赤ちゃんなので、とっても無邪気。
みんなの肩に乗せてもらって、みんなに可愛がられてるのよね。

今回はピーターの出生の秘密というか、父親がわかるんだけど、切なくて悲しかった。
父親は名前の通り、自己中心的な人で、宇宙を我が物にしようとしていた。
そして事もあろうに、ピーターの母親を死に至らしめていた。
ずっと探し続けていた父親がやっと見つかったというのに。
ピーターには養父のヨンドゥがいるんだけど、小さい頃に地球から自分を誘拐し、盗賊の一味にされたと思って、いつも反抗していた。
でも最後の最後に自分を犠牲にして、ヨンドゥピーターを助けてくれた。
それに誘拐したのではなく、実の父親の残虐さを知って、引き渡さずに守っていたのよね。
本当にヨンドゥには泣かされたわ。

今回はベビーグルートの可愛さとヨンドゥの父性に感動
そして音楽もグッド

ベビーグルート