ご縁があったらまた会いましょう! 映画、香港、原田真二が大好き♪
無事に入場
2012年10月23日 (火) | 編集 |
今年も映画祭の季節になりました
20年以上、毎年楽しみにしている映画祭。
以前は9月だったのに、何年か前から10月開催になったので、毎年真二のバンドライブとぶつかるんだよね。
だから映画祭初日は昼間上映の作品だけ見て、私だけBLITZに向かうということをしていた。
30周年のライブだったと思うけど、台風でびしょぬれになりながら、六本木から渋谷に移動したなあ。
今年はバンドライブが11月だし、映画祭自体もあまり見たい作品がないから、ぶつからなかったけど、気持ち的にもちょっと盛り上がらない。
いつもは香港映画などアジア系の映画を中心に10本以上見るんだけど、今年は4本のみ。
イギリス映画2本と台湾映画とインド映画。香港映画はスケジュールの関係でチケットを買いそびれてしまった。
提携で開催してる中国映画週間でも3本のみ。

この20年の間に、チケットの販売方法もいろいろ変わった。
最初はBunkamuraチケットセンターに発売日の朝、並べばたいていの作品は買えたんだけど、その後、チケットぴあの独占販売になり、発売日にぴあに並びに行っていた。
友人ら4人と事前に集まって、どの作品を何枚買うのか、"会議"をしたものだわ。
発売日当日はそれぞれ地元のぴあに並び、自分が何番目なのか連絡し合って、一番早い順番に並んでる人が人気の高い作品のチケットを買うとか、携帯で決めたりして、大変だったけど、楽しかった。
そのあとまた集まって、チケットを交換して、それなりの達成感みたいなものを感じてたなあ。
努力の甲斐あって、いつも買いたいチケットは9割ぐらいはゲットできていたから。

ぴあのカウンター自体が減り、数年前からは発売日の朝にコンビニに買いに行くようになり、朝早く並ぶ必要がなくて、ずいぶんと楽になったわ。
今年もそのつもりでいたら、なんとticket boardというネット専門のプレイガイドの独占販売になり、コンビニでは買えなくなってしまった。
基本的には携帯のみで、携帯電話自体がチケットになるという
私の携帯はおサイフケータイにならないので、このシステムに対応してないし、PHSを使ってる友人もNG。
PCで買った友人はQRコードをプリントアウトし、私の携帯はQRコード表示だけ対応してるので、スマホで買った友人からチケットを"分配"してもらった。
当日ちゃんと入場できるのか不安だった。
電池は絶対に切らせないようにしないといけないし、私の携帯はQRコードの画像保存もできず、入場の際にそのページにわざわざアクセスしてQRコードを表示。
あ〜面倒くさい!
でも無事に入り口で携帯をかざして「ピッ!」となり、入場できました。
友人はプリントアウトしたQRコードをかざして入場。
二人で緊張したよ。

携帯電話で申し込みして、携帯電話がチケットになるから、本来はとっても便利なんだけど、アナログな私には不便。
チケットがないから、劇場や開演時間、座席は携帯メールで確認。
携帯電話さえ忘れなければ、チケットを忘れたり、なくしたりすることがないっていうのは確かにいいけど。
それに手数料もかからないのよね。
このシステムは日常なんでも携帯を使う若者にはとてもいいかも。
私は携帯は電話とメールとカメラしか使ってないという、完全なおばさん状態(笑)
これからも映画祭のチケットはこのシステムなんだろうなあ。
来年、携帯が新しくなっていたら、便利に使いこなせるかしらね



東京国際映画祭2日目
2007年10月27日 (土) | 編集 |
10月21日(日)

今日は毎年映画祭で楽しみにしているパン・ホーチョン監督の『出エジプト記』です。監督も毎年来日して、香港映画の一番人気でいつもチケットは売り切れ。毎年パン監督の新作が上映されるというのに、なぜか日本公開された作品はひとつもない。これは不思議なかなか一般ウケしにくい作品なのかなあ。
今日は朝から用事があったのだけど、この映画の時間には間に合って良かった!チケットが買えなかった知り合いもいたのよね。

『出エジプト記』は今までの作風とは若干違い、静かで空間の多い作品。シリアスな雰囲気なのに、ついつい笑ってしまう映画だった。

"女子トイレの盗撮"で逮捕された男性(張家輝ニック・チョン)が、「女性たちがトイレで男を殺す相談をしていないかどうかを確認するためにビデオ撮影をしていただけで、スケベ心でやったのではない。この世には男を殺すための女性だけの組織があるんだ!」と供述した。昼間供述を取ったイップ刑事任達華サイモン・ヤム)に、供述書を紛失したから、もう一度聴取し直すよう連絡が入り、夜中に警察署に戻り、もう一度聴取した。ところが容疑者は「僕は単なるスケベで女子トイレを撮影して、それを家で見て楽しんでいた」と供述内容を変えてしまった。軽犯罪ですぐに釈放された容疑者をイップ刑事が追跡捜査し、もしかしたら本当にそんな組織があるのかも?と疑問を抱き始めるが.....。

映画は本当に面白かった。パン監督の映画はブラックユーモアやクスリと笑ってしまうような笑いがありとても楽しい。脚本もいつも自分で書いているようだけど、とにかくアイデアがいい。毎回毎回違ったアイデアの映画を作っている人なので、これからもとても楽しみな監督さんです。起用する俳優もいつも違う。監督によってはお気に入りの俳優を繰り返し使う人もいるけど、この監督はいつも映画の内容、雰囲気、作風、キャスト、どれも違っている。今回のこの作品もたぶん日本公開されないだろうから、そのうち香港でDVDを買おうかな。
サイモン・ヤムニック・チョンがとても良かったけど、もっとニックがストーリーに絡むのかと思いきや、そうでもなかったのが残念。それと温碧霞がご無沙汰で懐かしい!80年代後半から90年初めの香港映画を見ていた人にはお馴染みだけど、最近は実業家で活躍してるらしく、ほとんど映画には出ていなかった。名前も温碧霞で覚えているので、アイリーン・ワンなんて言われると一瞬誰?って思ってしまうわ。

ティーチインでの内容は下記の通り(記憶に残っている範囲です)

Q:映像が青を基調にしてるようだけど?
A:空間を表現したかった。

Q:"不是兄弟"での新作の予定は?
A:"不是兄弟"ではないが、来日の2日前に新作が撮り終わりました。チャップマン・トーの全裸シーンがあります(笑)ダイエットは特に指示してません。むしろもっとポッチャリしてもいいぐらい。

Q:タイトルの『出エジプト記』の意味は?
A:旧約聖書の『出エジプト記』はモーゼがイスラエル人を率いてエジプトを脱出する話です。この映画は「男性をこの世から抹殺してしまおう」というリーダーの声に導かれて女性たちが付いていくというところでこのタイトルにしました。

Q:主人公の妻(アニー・リウ)と浮気相手(アイリーン・ワン)が似たタイプの人に見えましたが、何か意図したのでしょうか?
A:僕はこの二人が似ているとは思いませんけど(笑)自分では似ていないと思っていなくても、他人から見たら似ているなんてことがあるかもしれません。もしもあなたに奥さんがいて、恋人もいたら、自分ではそう思わなくても、もしかしたら二人は似てるかもしれませんよ(笑)

Q:ストーリーのアイデアはどこから出てきたか?
A:学生時代から、どうして女性はいつもグループになってトイレに行くんだろう?と不思議に思っていた。僕は男だからそれを女子トイレに覗きに行くことはできない。もしかしたら男を殺す相談をしてるのかもしれないなんてふと思って、それを基にして膨らませて映画にしました。

また、オープニングのシーンで、警察官が夜中、海パンに足ひれにシュノーケルという姿で容疑者を痛めつけるシーンがあったけど、監督の父親が警察で仕事をしていた時に、子供の頃聞いた話を映画に使ったとのこと。この容疑者が警官に暴行を受けたことを訴え出ても、水着姿の男たちに暴行されたなどというバカげた話は誰も信用しないので、警官は処罰を受けることはなかったそうです。「あまりにも現実離れしたり、バカげた話は例え事実だとしても信用されない」というのに着目して、このストーリーはできたそうです。

終映後、監督はいつも会場の外でファンたちに囲まれて「サイン会」状態になるのが恒例。今年もそれをやっていたのだけど、香港のテレビ局が無許可でその様子を取材し、ライトを着けてカメラを回し始めたので、映画祭スタッフに中断させられてしまった。その場には何の「混乱」「騒ぎ」も起きていなかったのに、映画祭スタッフが興奮していきなり英語で大声で怒鳴ったので、逆にその方が騒動になってましたその場にいたファンや通りすがりの人は唖然監督がスタッフに連れ去られてしまうのをあっけに取られて見てました。誰も騒いでいないのに、スタッフはなおも「誰にも追いかけさせないように」と大声を張り上げている。誰も追いかけてないのに、なんでそんなに大騒ぎするの?監督も日本の観客に囲まれるのを楽しみにしていたみたいだし、ファンも恒例のことなので、とても大人しく順番にサインをもらっていただけなのに~こういう映画祭ならではの楽しみを取り上げないで欲しかった。
ビルの中に連れて行かれた監督に外から一生懸命手を振っていたら、気が付いてくれてにこやかに手を振り返してくれましたでもそのうち監督も残念そうに奥に入っていってしまいました

【アジアの風】出エジプト記 出埃及記 Exodus (2007)
監督:彭浩翔(パン・ホーチョン)
出演:任達華(サイモン・ヤム)、劉心悠(アニー・リウ)、張家輝(ニック・チョン)、邵美[王其](マギー・シュウ)、温碧霞(アイリーン・ワン)



東京国際映画祭1日目
2007年10月27日 (土) | 編集 |
10月20日(土)

毎年恒例、そして私の1年に一度の楽しみである映画祭の季節がやってまいりました!チケット取りに四苦八苦し、会期中は体力&気力勝負。どんなに苦労をしてもやめられないのだ。

今日見た映画は台湾映画の『遠い道のり』。ぴあのプレリザーブでも発売日でもチケットが取れず、諦めかけていたけど、追加席が発売になり、やっとそれでゲット
舞台挨拶&ティーチインで監督と主演の桂綸[金美](グイ・ルンメイ)、そして莫子儀(モー・ズーイー)が登壇。
監督はよくしゃべる人で、答えが長くなってしまったので、ティーチインでの質問は2問だけになってしまいました。彼の北京語がちょっと訛って聞こえたので、少数民族なのか?なんて思ってしまいました。
ルンメイちゃんは正統派美人タイプではないけど、透明感があり清楚な美しさのある女優さんでした。日本語で挨拶してました。
ズーイーくんもキュートなイケメンで、とっても真面目そう。彼もちゃんと日本語で挨拶をしてました。去年の『一年の初め』に引き続き、2度目の登場。去年も今年も彼の登場を意識したつもりはないけど、遭遇してしまいました。実は最初は気が付かず、映画を見てるうちに、「あれ?去年も来日していた人かも?名前も聞き覚えがあるなあ」と思い、気が付きました。

映画の方は主人公は3人。普通のOLをしている女の子、録音技師の青年、中年の精神科医。それぞれが仕事や恋に悩みを抱え、心の旅をするというお話でした。
映像も透明感があったし、台湾の少数民族なども出てきて、とても美しかったけど、流れが淡々としていたので、途中で睡魔に襲われました。

女の子は会社の上司と交際してるけど、どうやら相手は浮気している様子。引っ越したばかりのアパートには以前の住人宛の郵便が届くけど、差出し人の名前もなく、どうすることもできずにそのまま部屋に置きっぱなし。ある日、封を開けてみると、中にはカセットテープが入っていた。そこには波の音、林の音、風の音、少数民族の歌などいろんな「風景」の音が入っていた。すっかりその音に魅せられた彼女は音のある風景を探す旅に出た。
録音技師の青年は彼女にフラれ、仕事を切られてすっかり落ち込んでいた。かつて彼女と一緒に音を録りに行った海岸などを訪れ、彼女のために収録しては送っていた。それによって彼女を取り戻せるかもしれないと期待しつつ。
精神科医は仕事もなんだか思うようにいかず、奥さんとも別居。ある日、ふと旅に出て、ふらふらと彷徨う。ビンロウ売りの娘と知り合い、遊んでいた。ところがその娘は男友達とグルになり、美人局のようなことをして彼から金を巻き上げようとしていた。たまたまリスの求愛の鳴き声を録音しにしてきた録音技師が彼らの相談を聞き、悪事を知って、精神科医を助けてあげた。それがきっかけで、精神科医が昔好きだった女性を訪ねるのを手伝ってあげたけど、彼女の嫁ぎ先の家は区画整理で取り壊されていた。
録音技師は自分の彼女とのことを精神科医に話すことで、一つの区切りをつけていた。最南端の海岸で最後の録音を終えた。
精神科医は別居中の妻や以前好きだった女性とのことに気持ちの整理をつけ、新しい道を歩き始めた。

この精神科医は最初はスケベで暑苦しくて嫌みな感じで、不快感さえ与えるような感じの人だったけど、だんだん見てるうちに憎めない人に見えてきて、終わってみれば一番濃くて印象に残るキャラでした。ティーチインの司会も彼が気に入ったらしく「この方にも会いたかったですね~」なんて言ってました(来場しているゲストに失礼じゃないのか??)

【アジアの風】遠い道のり 最遥遠的距離 The Most Distant Course (2007)(日本公開未定)
監督:林靖傑(リン・チンチェ)
出演:桂綸[金美](グイ・ルンメイ)、莫子儀(モー・ズーイー)、ジア・シャオグォ